ガールズコラム

あなたがイライラするのは「私のこともっと大切にしてよ」と感じているから

私、短気なところ直したいんだよね、って思う人います?

怒りの沸点が低く、ちょっとしてことでもすぐにイラっとしてしまうことが多い、そんなあなたに聞いてみたいことがあります。

「世界中の誰もがあなたのことを嫌いになっても、あなたは自分を大好きでいられますか?」

その質問に対してYESだと言い切れないのであれば、あなたが怒りっぽいのはそれが根本の原因かもしれません。





■人はなぜ怒るのか?
例えば、カフェで店員にコーヒーをこぼされてしまった時に、ひょうひょうとしている人とブチギレる人がいますよね。

この差がどこに生まれるのか、心理学者のアドラーは「目的にある」と説きました。

つまり怒る人は普段から「怒りたいという何かしらの思い」を感じていて、コーヒーをこぼされたという口実を使って、怒るという目的を達成している、と解釈したのです。

これはフロイトの原因論に対して目的論と呼ばれる考え方です。詳しくはアドラー心理学系の本などを読んでいただくとして、ではその普段から感じている「怒りたいという何かしらの思い」は一体どこからやってくるのでしょう?


実は怒りという感情は「自分が大切に扱われていない」と思う回数の積み重ねによって起こります。

・彼氏がデートの約束に大幅に遅刻してきた→私の時間を大切にされていない
・友達が貸したDVDを一向に返さない→私の所有物を大切にされていない
・親が自分の進路にケチをつけてくる→私の考え方や生き方を大切にされていない

といった具合です。この自分が大切にしたいものを毀損された、という体験が積み重なると、人は「怒り」によって「私をもっと大事にしてよ!」という主張を表現しようとするのです。


■怒りの感情を減らすには、自分を好きになることが重要
かのお釈迦様は、怒りなどの感情を瞋恚(しんに)と呼び、人間誰しも完全に消し去ることができない煩悩の一つだとしました。
あのお釈迦様ですら克服しきれなかったのですから、怒りの感情が浮かんできてしまうのは仕方のないことです。ゼロにはできません。が、減らすことはできます。

そのためには他人が自分のことを大切に扱うのを待つのではなく、「自分で自分のことを大切に扱う」ことが重要です。

具体的には、先ほどの例を使うなら

・彼氏がデートの約束に大幅に遅刻してきた→考え事をする貴重な時間が生まれたじゃん。ついてる私☆
・友達が貸したDVDを一向に返さない→よっぽど気に入ってくれたんだな。いっそプレゼントしようか。
・親が自分の進路にケチをつけてくる→自分の人生を心配してくれてるんだ。ありがたいな。

といった具合に、自分の心の中の会話を全て「自分を大切にする会話」に変えていく方法が効果的です。


■人は自分のことが好きだと他人に怒らなくなる
このエクササイズを繰り返していくと、普段から自分自身を大切に扱うようになります。そうなると、他人がどれだけ自分のことを大切にしてくれなくたって、一向に困りません。だから怒りの感情も湧いてこないのです。

もし今後、怒りの感情が湧いてきたら、「あれ、私は今自分のどこが大切にされてないと感じたんだろう?」「どう自分に声をかけてあげたら自分のことを大切にする会話になるだろう?」そう自問してみてください。

大切に扱われてないという感情が積み重なると誰かが嫌いになりますが、大切に扱っているという思考が積み重なると自分を好きになりますよ。(川口美樹/ライター)

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(ハウコレ編集部)



コラム提供:ハウコレ

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